あまの音楽教室には、特別クラスと称するコースがあります。
あまの音楽教室を開いて1番初めに体験に来た子は、軽度の発達障害が
ある男の子でした。お母さんが、恐る恐る「うちの子は、見てもらえるでしょう
か。」と言いました。
「もちろんです!。」
その子は今では、発表会でエリーゼのためにを弾くまでになりました。
その時私は、しょうがいがあると断られてしまうという話を聞き、悲しく思い
自分のお教室ではどんな子でも受け入れたいと、発達しょうがいコミュニケーション
指導者の資格を取りました。その後も何人か入り、うちの教室では、他の先生も特別クラ
スの子の指導に当たっています。
子供達の指導法に大きな違いはありません。
みんな個性があるし、得意なことや不得意なことは誰でもあります。
だから、本人が自分にできることを、一生懸命やればいいと思います。
指導者は、それを手助けするのが役目です。
それは、全ての子供達に言えることだと思います。
一方的な指導ではなくて、いつでも、本人がどこまで理解できているか、
お家に帰ってからでも、1人で楽譜を見てできるか、
負担が大きすぎていないか、楽しんでやっているか。そんな風に子供達を
観察しながらレッスンしています。
お陰様で、退会率がとても低く、新年度もお引越し以外で
辞められた方はいらっしゃいませんでした。みなさん、本当によく
続けてくださっています。感謝感謝でございます。
さて、今は6月3日の発表会に向けてみんな曲に取り掛かっているところですね。
みんなで、楽しくアットホームな発表会にしましょう。
今のところ、80名ほど出演します。
講師一同、ますます楽しく頑張って参りたいと思います。