来月、久しぶりに老人ホームで歌って来ます。
近くにある老人ホーム飛鳥晴山苑です。
以前、2月に行ってみなさんとっても喜んでくださったので、
発表会が終わったところで一息、外で歌ってこようと思います。
社会貢献でボランティア活動ですが、自分のスキルアップにもなるので、
とてもいい機会を頂いております。
ピアノにしても歌にしても、何か目標を持たないと、
中々追い込んで練習できないのは大人も子供も同じですね。
人前に出る日が決まってしまえば、何としてでも仕上げていきますからね。
歌もピアノと同様、その歌の歌詞の意味、時代、背景を理解していなければ歌えません。
演奏は、クラッシック曲を一曲、
歌謡曲を3曲、
小学唱歌から秋の歌などを選んで、みなさんと一緒に歌いたいと思います。
合計10曲くらいでしょうか。もう一月ないので(;^ω^)
歌謡曲は、今年戦後70周年ということで、戦後流行った歌をピックアップしてみました。今日は2曲紹介します。
宮城まりこさんの 「ガード下の靴みがき」
菊池章子さんの「星の流れに」
これは、どちらも戦後貧しい暮らしの様子を歌っています。
「ガード下の靴みがき」は、戦争で父親を亡くし、病気のお母さんを抱える子供が、生活のためにガード下で靴みがきをしている歌です。
「星の流れに」も、第二次世界大戦後、もと従軍看護師だった女性が東京に戻ってきて、
焼野原で家族もすべて失ってしまった話がモデルになっています。現在の毎日新聞に載った手記を呼んで作曲されたそうです。
明るい音調から、なんともいえないもの悲しさを感じます。
今の私たちからは遠い時代かもしれませんね。
でも、今の若い世代の人たちが、こういう歌を知って、こういう時代や人々の気持ちを
知ったら、「生きる」ということに真剣に向き合えるんじゃないかな、と思ったりします。
まずは、豊かな感性を音楽を通して育てていきたいですね。