発表会後のレッスンで、3歳の女の子が、お手紙を書いて持ってきてくれました。
あまのせんせいへ
はっぴょうかいたのしかったです
ぴあのがんばります
とのこと。
生まれて初めての発表会でしたね。
お母さんとの連弾、とっても上手にできましたね。
発表会後のレッスンは、どの生徒も目をきらきらさせていました。
見学だった子が、なんと3曲も自分で譜読みを進めてきたり、次回も自分も弾くんだと、ピアノに対するモチベーションがかなり上がっています。
それから、両手が難しくて、左手を簡単にしてほしいと言ってた子が、発表会を見た後、すっかり意欲的になって、原曲のまま両手で練習を始めました。
次の曲を今から選んでる子も多くて、「次はもっと難しい曲に挑戦したいの!!」と言っています。
小学生以上で2曲弾きたい子には、1曲はクラッシックから、もう1曲は、ポップスでも、好きな曲を選んでいいよ。ということにしています。
これ、私としてはすごくいいアイデアだと思っています。弾きたい曲のために、自然と両方練習します。
そして、自分で選んだ曲に関しては、みんな自分で曲想を付けることがよくできるんですね。ジブリの曲なんかはお話もみんなよく知ってますからね。
すると、クラッシック曲の方も、自分で曲想をつけることができるようになってくるんですね。
どうしても、先生の言う通りに弾くレッスンが多くなかったですか?
私自身もそうでした。どんな曲か自分が調べたり感じたりする前に、
先生からあれやこれやと言われてまねしていました。
もちろん、技術は模倣ですが、感性は自分が芯から感じてないと、本当に表現はできません。それがあってるとか、間違ってるとか言うよりも、本人が感じたことを、芯から表現できると、聴いてる人にも伝わります。
そういう演奏をしてほしいな、と思いますし、
あまの音楽教室の生徒達は、そういう表現をしているな、と感じています。
みんなの心が、自由で、音楽を愛し、思うままに表現してほしいのです。
これは、私の音楽に対する姿勢です。
だからおそらく、生徒達はそのようになっていくのだと思います。
発表会後、生徒は確実に成長します。
年末コンサートも今から楽しみです。