あまの音楽教室の12月の予定に、大きな改革が含まれます。
12月にグランドピアノを購入すると同時に、
上級科コースを開講するのです。
土曜日に上級科コースの先生と打ち合わせをしました。
音楽をする上で必要なこと
もちろん、それぞれの大手音楽教室、音楽教室を経営している場所なら、
みなさんわかっていることでしょう。
あまの音楽教室はそこに、人間を育てるという教育理念を強化していきたいと思っています。
一人一人の心に触れ、音楽家の伊吹を吹き込み、自分たちの世界を創造していくこと
生きる力を身につけること
音楽とは、私たち人間に、すさまじいエネルギーを与えてくれるのです。
あまの音楽教室は始まったばかりです。
私はこの「人間を育てる」という原点を忘れずに、子供たちと共に歩んでいきたいと思っています。
以下、上級科の先生のプロフィールです。顔写真はHPでどうぞ(^^♪
http://www.amano-music.jp/上級科コース/講師紹介/
上級科講師 大津知子
武蔵野音楽大学入学後、
東京学芸大学教育学部芸術課程ピアノ専攻に転学卒業。
東京芸術大学音楽学部別科ピアノ専攻修了。
武蔵野音楽大学インターナショナルサマースクール イン トウキョウ
2005年2006年、A.V.アルニム氏に師事
2007年 B.ベルマン氏に師事。
NHK「FMリサイタル」に出演。フルート奏者と共演。
ソロ・室内楽・2台ピアノ等の演奏活動を行っている。
飯原やす子、大谷真実、、小林孝典、磯村叙子、木村潤二、
演奏経歴
2001年 Piano Duo Concert 出演 曲目≪パガニーニの主題による変奏曲≫
2004年 ピアノ音楽研究科 主催/作曲家 辻陽
2008年 クリスマス・ガラ・コンサートに出演 主催/国民音楽協会
2010年 ピアノ音楽研究会 新潟にて開催 曲目≪バッハ 半音階的幻想曲とフーガニ短調 BWV903
2011年 おしゃべり ピアノ・コンサート 東日本大震災チャリティコンサートに出演
後援:江東区音楽家協会・千葉市音楽協会・さいたま市音楽協会
2014年 Duo Concert出演 曲目≪死の舞踏≫≪「動物の謝肉祭」より白鳥・フィナーレ…サン=サーンス
2014年 米国コープランド音楽院夏期バッハ講習会に参加
40人程の音楽家講師らの中から、終了演奏会に選抜され出演
曲目≪バッハ パルティータ2番シンフォニア≫
その他、さいたま市音楽家協会主催の演奏会に毎年出演中。精力的に演奏活動を行っている。
指導者として
講師歴15年
3歳から70代の方までこれまで教えた生徒は80人以上を超える
YAMAHA系列伊藤楽器店 上級科コース講師として所属
音大・音高受験指導、
様々なセミナーや講習にて研鑽を積む
生徒一人一人に対して、丁寧に本人の足りない部分を見抜き、
それらを抽出して確実に力をつけさせる指導力を持つ
現在YAMAHA和幸音楽院ピアノ講師所属
あまの音楽教室上級科講師
天野聡子から一言
私が大津知子さんに出会ったのは、2012年YAMAHA和幸音楽院に所属していた時でした。
大津先生は、私より後に和幸音楽院に移ってきたのですが、月1回の講師会で顔を合わせ、
その時お話する仲でした。
「優しそうで素敵な先生だな。」というのが第一印象でした。
その年のピアノ発表会の講師演奏会で、大津先生はsoloで出演したのですが、その時のことが忘れられません。
私は、スタッフの一員として、舞台袖で椅子に座っていたのですが、大津先生が弾き始めた瞬間、
思わず、立ち上がってペンを落としたのを覚えています。
ペンを拾うことも忘れ、立ち上がったまま乗り出して大津先生の演奏に聴き入りました。
「この人すごい。この人本物だ…!」
と鳥肌が立ったのを覚えています。衝撃的でした。
音大に長くいて、大学の先生たちの演奏や、ピアニストの演奏会など多くの演奏家を見てきました。、
私の感想としては、きれいに弾く人はたくさんいるんです。
でも、芸術家としての要素は、聴いている人に感動を与えるかどうか、つまり、「面白いかどうか」なのです。
彼女の演奏は、非常におもしろかったのです。
彼女の演奏終了後、和幸音楽院の会長がわざわざ楽屋に入ってきて、
大津先生の演奏を褒めていったのも印象的でした。
会長は自身も音楽家で、TVに出演したりや演奏家として海外を何十か国も行った人です。
音楽家は感動すると、素直に賛辞を述べたくなるんですね。
そこに、年齢や権威などは関係ありません。
私も、大津先生に、
「先生の演奏聴いたら、立ちあがっちゃたよ!先生の演奏、すっごい面白かった!!」と言ったら、
「うれし~~~~~~~~い!私も先生にそう言われたらすっごいうれし~~~~い!」と、少女のように
喜んでくれました。
こんなに実力があるのに、決して偉ぶらない彼女。いつも謙虚で、また一本筋の通った人間です。
人間としての人格も尊敬に値します。
私が、音楽教室を作った時から、大津先生を上級科先生としてお迎えするというのは、当初からの構想でした。
私たちは、お互いの分野を活かして、生徒さんたちに、質のいいレッスンを提供することをモットーとしています。
また、優れた音楽家の育成を目指すこと、それはつまり優れた人間形成であることを基礎としています。
音楽を通じた教育者として、社会に自分たちの培ったものを還元していきたいと思っています。
それが、私たち音楽家としての使命だと信じます。
大津先生をお迎えすることが出来て、音楽教室はまた一段と、皆様に素晴らしいものを提供できる場となります。
私たちの飽くなき追及はとどまることがありません。
どうぞ、今後ともあまの音楽教室をよろしくお願い致します。
天野 聡子
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